ビットコインを持っているんだけどハードウェアウォレットって買ったほうがいいの?
そもそもどうして必要なのか、買うならどんな種類がいいのか?
このページではそんな疑問をお持ちの方にハードウェアウォレットについて徹底解説!
大切な資産を守るためPCにインストールしたウォレット・取引所への預金などはオススメしません。
ハードウェアウォレットにしっかり保管しましょう。
- ブランド別比較、おすすめランキング
- ハードウェアウォレットの必要性やみんなは使っている?
- ハードウェアウォレットの買い方
目次から気になる部分へスクロールできるのでぜひ読んでみてください😊
ハードウェアウォレットの比較一覧
ハードウェアウオレットを使うといっても色々なメーカーがあり特徴も様々。
以下に価格やスペックの比較表を記載しました。
メーカー | ||||||
製品名 | Ledger Nano X fa-angle-double-downオススメNo.1 | Ledger NanoS | TREZOR ONE | TREZOR Model T | CoolWalletS | Digital Bitbox |
メーカー 本体価格 | 15,800円 | 8,990円 | 69ユーロ | 149ユーロ | 99ドル | 59ユーロ |
国際送料 | 無料 | 無料 | 26ユーロ | 26ユーロ | 無料 | 19ユーロ |
日本代理店価格 (送料込) | 取扱なし | 8,990円 | 9,800円 | 18,400円 | ☓ | ☓ |
日本語サポート付き | ||||||
日本人気通貨 対応状況 |
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本社所在地 | フランス | チェコ | チェコ | 台湾 | スイス | |
ウォレットアプリ | デスクトップアプリ | デスクトップアプリ | ブラウザ | ブラウザ | スマフォアプリ | デスクトップアプリ |
特徴 | 2019年に発売された最新モデル | 2017年に100万台売れたシェアNo.1メーカー | 価格と性能のバランスが最も良い1台 | タッチパネルディスプレイ採用のハイエンドモデル | カード型 | 最安ハードウェアウォレット。 |
レビュー記事 |
ハードウェアウォレットの実物イメージ
ハードウェアウォレットの実物画像をスライドショーでまとめてあります。
みんなが使っているハードウェアウォレットは?
「どのハードウェアウォレットが人気?」
ということで、日本のハードウェアウォレット保有者にアンケートをしてみました。
ハードウェアウォレットを持っている人にお聞きします。
どのブランドを持ってますか?😃🎫— DEG (@DEG_2020) 2018年7月29日
有効回答460人中40%を占める184人がLedgerを使用しているという結果になりました。
日本ではLedgerとTREZORの2つが人気です。これは代理店があり手に入れやすいのも理由でしょう。
管理人おすすめハードウェアウォレット!
比較表にあるハードウェアウォレットをすべてレビューしたぼくのおすすめランキングを紹介していきます。
1位:Ledger Nano X
最もおすすめできるのはアンケートでも人気のLedger社の製品「Ledger Nano X」です。
これまでのハードウェアウォレットはPCが必須でしたが、スマホのみで使えるようになりました。
またLedger社の開発力が高いため、多くのアルトコインに早く対応してくれるというのも強み。
ハードウェアウォレットで迷ったらLedger Nano Xでいいでしょう。
2位:TREZOR One
2位は、最近値下げされて性能とコスパが最も高いTREZOR Oneです。
Ledger Nano Sは2017年世界で1番売れたハードウェアウォレットですが、TREZOR Oneはおそらく2番目であろうぐらい有名です。
操作も使いやすくコンパクトです。
唯一の欠点は日本人に人気のあるリップル(XRP)に対応していないところですかね。
3位:TREZOR Model T
TREZOR Model Tはクリアで見やすいディスプレイを備えたタッチパネル式。
ハードウェアウォレットの中で最も画面領域が広いため視認性に優れます。唯一リカバリーフレーズの入力をキーボードを介さず行えるためセキュリティも高いです。
欠点は価格が高いこと。2万円は気軽に・・とは言えない価格ですね。
ただしTREZORの最上位モデルなので今後は機能追加、対応通貨の拡充など恩恵が大きいモデルです。
同じTREZORのONEモデルとの違いは以下の記事をどうぞ。
ちなみにこちらはリップル(XRP)にも対応していく計画があるモデルです。
ハードウェアウォレットの必要性
ここでは「なぜハードウェアウォレットが必要なのか?」基礎知識をなるべく簡単に解説していきます。
まずビットコイン(他の仮想通貨も)を保管するには「ウォレット(財布)」が必要です。
ウォレットを導入する際に「秘密鍵(プライベートキー)」が与えられ、これを使ってビットコインの受信アドレス作りだせます。
この作り出したアドレスに送金してもらうことでビットコインを受け取ることができる仕組みです。
このアドレスに入っているビットコインは秘密鍵を持っている人しか送金できません。
なので「秘密鍵を他人に教えてしまう=アドレスのビットコインを送金する権利を与えてしまう」ことになります。
例えばネットバンクで送金するには「ログインID+パスワード+送金パスワード」の3つが必要ですよね。
でも秘密鍵は1つでその役割を果たしてしまいます。
なので秘密鍵はめちゃめちゃ重要なものなんです。
- 保管にはウォレット(財布)が必要である
- 秘密鍵(プライベートキー)は絶対に盗まれないようにする必要がある
秘密鍵をオンライン管理する危険
ここまでの話で秘密鍵はものすごく大切なものというのがおわかりいただけたかと思います。
一般的に普及しているビットコインのウォレットはPC・スマフォアプリです。
こういったウォレットを「ソフトウェアウォレット」といい、秘密鍵をインターネットにさらした状態で管理することになります。
まさにそこに危険性が潜んでおりインターネット経由でPC・スマフォにある秘密鍵盗みとられる可能性があります。
※厳密に言うとウォレット内の秘密鍵そのものを盗み取られるリスクより、バックアップを盗まれることことが多いですが詳細は別記事にて解説します。
ハードウェアウォレットは秘密鍵をネットから切り離すツール
これを防衛するには秘密鍵をインターネットから切り離すしかありません。
それを簡単に実現するのがハードウェアウォレットです。
ハードウェアウォレットに秘密鍵を格納しオフラインで管理することでネットからの攻撃を防ぎます。
最も大切な秘密鍵を守るツールがハードウェアウォレットというわけです。
取引所に預けるリスク
自分のウォレットで管理せず取引所に預けている人も多いでしょう。
これにもリスクはあります。
そう、取引所へのハッキングです。
2018年、コインチェックでは580億円がハッキングによって盗まれるという世界最大の被害がありました。
ユーザーはこの影響によりおよそ5ヶ月もの間、仮想通貨の出金ができませんでした。
2018/1/16 | 仮想通貨、日本円すべての出金が停止 |
2018/2/13 | 日本円の出金が再開 |
2018/3/13 | 一部仮想通貨の出金・売却の再開 |
2018/6/7 | すべての仮想通貨の出金が再開 |
何十〜何百万円という大金を預けていた人も多いでしょう、これが何ヶ月にも渡って出金できないというのは相当な不安です。
また不幸中の幸いですがコインチェックは自己資金による補填ができました。
しかしこのまま倒産していたなら・・・
そう考えると取引所に預けることのリスクがわかります。
まだまだ普及していないハードウェアウォレット
このように自衛として必要なハードウェアウォレットですが、まだまだ普及してるとはいえません。
アンケートを取った結果、約半数がハードウェアウォレットを使っていないという結果に。
あなたは仮想通貨のハードウェアウォレット(Trezor、Ledger)を・・・
初アンケ、実態調査させてください🧐— DEG (@DEG_2020) 2018年7月23日
正直なところ1万円〜3万円ぐらいのなくなってもいい金額なら(良くはないですが)ハードウェアウォレットを使わなくてもいいとは思います。
しかし何十万円〜100万円という大金であればハードウェアウォレットを使うべきでしょう。
国内?海外?ハードウェアウォレットの購入方法は?
ハードウェアウォレットを買うのは以下の2通りがあります。
- 海外から個人輸入する
- 日本の正式代理店から買う
なおAmazonやヤフーオークション、メルカリなどの第三者が出品したものを買わないようにしましょう。(不正改造されている可能性があります)
海外/国内のそれぞれのメリットについて解説していきますね。
海外から個人輸入するメリット
どのハードウェアウォレットも自社Webサイトで販売をしているので海外便で買うことができます。
メリットとしては日本代理店より安いことがあげられます。
また確実に正規品を手に入れたいという人は海外から買うことをオススメします。
ハードウェアウォレットのサイトは英語ですが、購入方法を解説していますので以下の記事をどうぞ。
国内の正式代理店から買うメリット
日本正式代理店から買うメリットは「日本語サポートがある」「早く手に入る」の2点でしょう。
LedgerとTREZORブランドのハードウェアウォレットをあつかう日本代理店は、自社から製品を買ったユーザー向けのサポートを実施しています。
思わぬトラブルがあったときに相談できるのは心強いです。
もちろんメーカーから買ってもサポートはありますがすべて英語でのやりとりです。
英語が不安な人は日本代理店からの購入が無難でしょう。
また国内発送なので数日内に届くのも特徴です。
価格表とサイトリンク
最後にハードウェアウォレットの価格表と、公式サイトへのリンクをまとめておきます。
メーカー | |||||
製品名 | Ledger NanoS | TREZOR ONE | TREZOR Model T | CoolWalletS | Digital Bitbox |
メーカー 本体価格 | 79€ | 69€ | 149€ | 99ドル | 59€ |
国際送料 | 無料 | 26€ | 26€ | 無料 | 19€ |
日本代理店価格 (送料込) | 8,990円 | 24,800円 | ☓ | ☓ | |
日本語サポート付き |
安全に保管して、ビットコインがデジタルゴールドとしての地位を築くまでガチホしましょう💪💪
以上、ハードウェアウォレットで仮想通貨を守る!人気5種を比較、オススメは?でした。