2020年から愛用していたFTXが2022年3月をもって、FTX Japanへ移管することとなり大幅に利便性が失われることが予想されます。
そこで引越し先として仮想通貨最大手の1つOKX(元OKEx)を選びました。
自分は取引所を選ぶポイントとして安定した経営基盤、事業収益と資産額が多いことを重視しています。
OKXは老舗であり長らく世界トップの出来高を維持しており、ビジネスは堅調だと判断しています。
今回、OKXの担当と交渉してみなさんが取引するたびに手数料の20%がキックバックされるリンクをもらったので共有します。
またすでにOKXアカウントを所有している人も新規にアカウントを作って、そちらに資金を送金する方法を解説しました。
OKXのアカウント作成方法
OKXのアカウントをこちらの招待リンク(https://www.okx.com/join/14059837)から作成します。
アカウント登録画面で必ず「your spot commission kickback rate:20%」と、20%のキックバック率が設定されていることを確認してください。
適用されていれば、こんなふうに取引のたびに「Fee rebate」という項目で20%分の手数料が常にキックバックされます。(反映には数時間かかります)
OKXのKYC(本人確認について)
OKXはアカウントのKYCレベルに応じて出金上限が定められています。
KYC0でも十分実用的ですが、最近の世界規制情勢を鑑みるとKYC1まではやっておくのがいいように思います。
アカウントレベル | 制限 |
---|---|
KYC0:メールアドレス | 1日あたり10BTCの出金上限 |
KYC 1:氏名とパスポート番号 | 1日あたり200BTCの出金上限 |
KYC 2:Webカメラ、スマホアプリによる利用規約の読み上げ撮影 | 1日あたり500BTCの出金上限 |
※出勤額だけを見ればKYC0でも特に困ることはなさそうです
入金額に応じてVIPステータスが適用
またOKXは10万ドル以上の残高を保有すると無条件でVIPステージの手数料が適用されます。この水準ならFTXユーザーでも検討に値する手数料かなと思います。
キックバック確認方法について
キックバックはこのページ(https://www.okx.com/balance/overview)で反映されます。
画像のように「Fee rebate」でキックバックがされているかご確認ください。
なおキックバックの発生は取引後、数時間ほど時間がかかりリアルタイムでないことも注意してください。
すでにKYC済みのOKXアカウント所有しており、新たに作成する場合は
OKXのアカウントをすでにKYCしていて、かつキックバックを適用したいFTX引っ越しユーザーにもこのリンクを使えるようにする予定です。
こちらはOKX担当者と協議中ですので進展があればこちらに追記します。
追記:OKX担当者とやりとりした結果、既存アカウントへの適用は不可能ということが分かりました。新規アカウント作成にて案内しています。
新規にOKXアカウントを作成する場合には違うメールアドレスを利用して、招待リンク(https://www.okx.com/join/14059837)から作成します。
OKXアカウント同士の送金はメールアドレスで可能
新規に作成したOKXアカウントに無料で送金することができます。
出金画面で「Internal(FEE FREE)」を選択して
新規に作成したOKXアカウントのメールアドレスを入力します。(仮想通貨アドレスは不要です)
出金先登録でワンクリックで送金
送金する際に下の方にある「Save as trusted~」をチェックしておけば、出金先を信用リストへ追加できるため次回以降は出金パスワードの入力などは不要になります。
既存のOKXアカウントと、今回作成した新規アカウントをお互い信用リストに入れておけば即座に資金を転送できます。新規アカウントも10BTC/24hの範囲で送金できるので、実用性の面では十分かなと思います。
新規作成したアカウントの出金時には2段階認証設定を
OKXではアカウント作成後初めての出金をするときは「電話番号登録」か「2段階認証登録」を求められます。
もしメインアカウントで電話番号を登録してある場合、新規に作ったアカウントでは2段認証登録をして、出金をするようにしましょう。
OKXのリスクについて
OKX(旧OKEx)は中国に拠点を置いていましたが、規制強化の流れで海外のマルタへ移転しました。
その後、中国当局の調査が入り秘密鍵を持つメンバー(おそらく創業者関係と言われています)と連絡が取れなくなり、出金が1ヶ月停止した過去があります。
これを受けOKExは全ての暗号資産の出金を停止した。再開のめどについては言及していない。 OKExはもともと中国で始まった新興企業で、中国当局による暗号資産取引への取り締まり強化に伴い、本社をマルタへ移した。
出金の問題は解決し大事には至りませんでした。
これ以降OKXへとリブランドし、管理体制を一新したとされていますが過去にこういった出来事があったことは留意しておくべきと思います