FTXでは多くのアルトコインを証拠金にしてトレードが可能です。
アルトコインを原資にするもよし、ヘッジショートして下落相場に備えるもよし、です。
手持ちのアルトコインを手放さなくていいのがポイントですね。この記事ではChain Link(LINK)を使って実際に両建てをした流れを紹介しています。
現時点(7/4)で証拠金に使える仮想通貨は以下の通りです。
- BTC
- ETH
- BNB
- KNC
- BCH
- LTC
- LINK
- TRX
- FTT
アルトコインを入金する
FTXにアルトコインを入金します。画像ではLINKの例です、他の海外取引所と同じような流れで行うことができます。
主な入金できるアルトコインの一覧は以下の通りです。
アルトコイン | 掛目率 |
ETH | 0.95 |
BNB | 0.95 |
BCH | 0.9 |
KNC | 0.9 |
LTC | 0.9 |
LINK | 0.9 |
TRX | 0.9 |
FTT | 0.95 |
無期限先物でショートする
アルトコインを入金が完了したら無期限先物でショートをしていきます。
清算期限のある先物でショートする方法もありますが、それは別の機会に紹介します。
保有アルトコインと同数量をショートをする
今回入金した113.4LINKと同じ数量をショートしました。
ショートポジションを保有した様子です。
同じ数量をショートしたことで、リスクヘッジができました。
これでLINKの価格がどのように変動しても損することはなくなります。※利益も相殺されます。
- LINKが上がった場合:現物が値上がり、ショートがマイナス利益になる
- LINKが下がった場合:現物が値下がり、ショートがプラス利益になる
つまりアルトコインを売却せずに下落相場に備えることができ、かつショートを決済して利益が出てた場合に現物を買い増しすることも可能です。
ポジションの確認
自分のショートポジションは左メニューにある「Positions」からいつでも確認できます。
ショートポジションを決済するときは「Market Close」のボタンをクリックするだけです。
指値で決済したい場合は取引画面から操作しましょう。
ファンディングレート(資金調達)について
無期限先物には「資金調達」という現物と先物の価格に違いが出過ぎないための仕組みがあります。
FTXではこちらのページで資金調達率を一覧で確認できます。
絞り込みでLINKの資金調達率の履歴が検索できます。
FTXの資金調達(ファンディング)は1時間に1回
BitMEXやBinance Futuresを使っている人には資金調達はお馴染みだと思いますが、FTXが違うのは1時間に1回の資金調達という部分です。
上記のように、1時間に1回資金調達が行われレートに応じた金利がロングとショートの間でやりとりされます。
資金調達(ファンディング)の履歴
自分が受け取った(支払った)資金調達の金利はこちらのトレード履歴から確認できます。
資金調達は基本的にショート側が受け取ることが多いため(相場によります)両建てをした場合、1時間ごとに金利を受け取ることができます。
上記の画像例だと1時間に約0.025ドル(2.5円)を受け取ることができています。
最後に両建てをするメリット、デメリットをまとめました。
- 相場の値動きで資産額が変動しない
- 状況によっては1時間に1回金利を受け取ることができる
- アルトコイン現物を売却する必要がない(証拠金にできる)
- アルトコインの価格が上がっても恩恵がない
アルトコインを証拠金にトレードもでき、ヘッジもできる便利な取引所FTXは今後人気が出てくることが予想されます!
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両建てのやり方や資金調達率のやり方などの質問もお気軽にどうぞ!