Binance Futures(先物)がBTC担保に対応しました。
これによってBTCがあればBinance FuturesのBTC/USDTのほか、ドル建てのアルトコイン先物がトレードできます。
手数料10%オフを適用することもできます、条件はこちら。
この記事では画像付きでどのようにBTCを担保にしてBinanceの先物を使うか解説しています。
Binance FuturesにBTCを担保として使う流れ
Binance Futures(先物)を利用する大まかな流れは以下の通りです。
- アカウントにBTCを入金する
- BTCを担保にUSDTを借りる
- USDTを証拠金にトレードする
- 借りたUSDTを返還する
担保にするBTC(仮想通貨)をウォレットに入れる
BinanceのウォレットにBTCを入金します。
この状態で左メニューから「Futures Wallet」をクリックします。
上記の②の場所でUSDTを借りて先物をトレードします。
USDTの借入れから返還まで
以下の画面の「Collateral amount(担保の数量)」が担保にする通貨です。ここでBTCを選択します。BTCの数量によって、借りられるUSDT数量が変動します。
この借りたUSDTには金利が発生しません。
USDTを借りた後の画面
USDTを借りたあとはFutures Walletの画面に表示されます。
あとはこの借りたUSDTを証拠金としてBinance Futures(先物)をトレードします。
機能の解説や手数料、狙えるチャンスなどについてはこちらの記事の目次「Binance Futures(先物)の使い方」を参考にしてみてください。
基本的にはBitMEXを使った経験があれば問題なく使えるようなインターフェイスになっています。
USDTを借りた後のBTC価格の下落には注意
「Collaterals」をクリックすると担保にしている資産や担保率が表示されます。
BTCは価格が変動するので下落した場合は担保価値が下がることに留意しましょう。
最初に借りたときの担保率は70%になりますが、BTC価格が下がるとこの数値が上がり80%でマージンコール(追加担保要求)90%で強制精算になります。
マージンコールのメール
マージンコール(追加担保要求)の水準になるとBinanceからこのようにメールが届きます。
この場合は画面の「Adjust LTV」から追加担保(BTC)を加えます。
強制精算になった場合は担保にしていたBTCを出金することはできなくなります(ロックされたまま)くれぐれも注意しましょう。
USDTを返還する
借りたUSDTを返還する場合は「Repay」から行います。
Repayの画面から返還する量を決定して「Confirm repayment」で完了です。
トレードで利益が出た場合に先にUSDTを返還しておくと担保率が改善されるので、前倒しでやっておくのもいいですね。
トレードでロスカットになった場合の担保について
トレードの方で損失を被ってロスカット(強制精算)になった場合は手持ちの借りたUSDTがゼロになり、担保はロックされたままです。
強制精算後の画面はこのようにUSDT残高がゼロになります。
USDTを借りた時の担保がロックされており、返還するまで解放されません。
この場合は借りた分のUSDTを別に用意して返還してロックされている担保(BTCなど)を取り出す形になります。
以上がBTCを担保にしてBinance Futuresを使う方法です。
先物アカウントへの10%手数料割引の適用方法
Binance Futuresのアカウントを開設する際に、割引コードを入力することで10%の手数料オフが30日間適用されます。
Binanceにログインして「Futures」から始めることができます。
またメールアドレス1つでBinanceアカウントを作ることもできます。
Binanceアカウント同士の仮想通貨送金は即出金、手数料無料なので先物用に口座を使い分けるのも便利ですよ。
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トレードの際のレバレッジやポジション量制限、注文方法、手数料などはこちらの記事に紹介しています。