3月の話題の中心になりそうなものの1つにCosmosがあります。
2017年4月にICOを実施、当時約1680万ドルを調達しこれまで開発がされていました。
そのCosmosが2月にメインネット公開・・・かなり注目を集めそうです。
カウントダウンサイトはこちらです。
Cosmosについて詳しく書かれたサイトはいくつもあるので、このブログでは概要や注目されるポイントだけに絞って紹介していきます。
Cosmosとは?
Cosmosは現状のブロックチェーンがいくつもあり互換性がない問題を解決しようとしているものです。
例えばビットコインはイーサリアムのアドレスに送れませんし、その逆も然りです。
しかも困ったことに新しいブロックチェーンは日々増えているんですよね。
これらは互換性がなくユーザーにとても不便です。
Interoperability(インターオペラビリティ)を実現
そこでブロックチェーンにInteroperabilityを持たせようというコンセプトで始まったのがCosmosです。
Cosmosネットワーク上であらゆるブロックチェーンを相互運用し、互換性の問題を解決していこうというものです。
IT用語でソフトウェアとソフトウェアを連携させたりする「相互運用」という意味です。
Cosmosの「Tendermint」とは
この相互運用を可能にするのがCosmosのTendermintというシステムです。
すごく簡単に言ってしまうと、Tendermintを使っていればブロックチェーン同士の互換性が実現します。
ブロックチェーン間の互換性問題がないので開発者はウォレットやゲームなど、アプリケーション開発に集中することができるのがメリットです。
Tendermintというシステムを使うとCosmosネットワーク上で異なるブロックチェーンでも相互運用ができるようになる。
技術的な詳細が気になる人はZoomさんのブログを読んで理解を深めるのがいいでしょう。
Zoomさんのブログをみる→https://zoom-blc.com
Cosmos注目の理由はBinance DEX
前置きが長くなりましたがCosmosがどういうモノなのかをお伝えしました。
それでどうしてCosmosが注目なのかというと・・・・
世界トップクラスの取引所であるBinanceがCosmosのTendermintを使って独自のブロックチェーン「Binance Chain」を作ったからです。
そしてBinance Chain上にDEXを作りBinance DEXとして公開されました。
Binance DEXでオーダーをしてみた動画。
成行注文はないけど即座に約定した、ほんと取引所と変わらない。 pic.twitter.com/brqxqzNbUR— DEG(デグ) (@DEG_2020) February 20, 2019
この取引所がまた素晴らしい出来で、ブロックチェーン上で動いてる取引所だとは思えないぐらいです。
Binance DEXが注目を浴び、次はこれを動かしているCosmosのTendermintすごい!という風潮になるでしょう。
これがCosmosが注目されると考える理由です。
CosmosのATOMトークン
Cosmosに投資しよう、となった時に投資対象になるのはネイティブトークンであるATOMです。(もうひとつありますがここでは省きます)
ATOMはCosmosのネットワークの承認者になるために必要なトークン、しかも流通量が非常に少ないです。
※2017年のICOでは即完売しATOMホルダーはわずか1,000人ほどしかいません。
しかも上記に書いたようにBinanceがCosmosのTendermintを使っているのですから、ATOMがBinanceに上場する可能性も非常に高い・・・はず。
【追記】
Binanceへ上場しました。次は米国のCoinbaseへの上場が計画されています。(確定事項ではありません)
以上がCosmosのATOMに注目する理由です。
ATOMのトレードの際に知っておきたいことはこちらの記事へ。
ATOMをデリゲートして報酬を得る方法はこちら。