普段から色々なサイトで情報収集をしていますが、その中でもGunosyとメルカリのブログはブロックチェーン技術にも言及しており読み応えがあります。
両社が抱える人材の発信情報から、株式投資へと活かすこともできるでしょう。
この記事では双方のブログから特に良かった記事と+1を紹介していきます。
Gunosy(グノシー)
Gunosyはテクノロジー系ブログとして以下の3つを展開しています。
ブロックチェーンブログが仮想通貨全般についての技術・理論について更新されているものです。
トークンの理論価値について
仮想通貨には多くのトークン(アルトコイン)がありますが、ベーシックな理論価値の算出方法が定まっていません。
あまりにも投機要素が高く、理論というより需給価格になっており人気投票的な価格付になっています。
それはそれで1つの姿ですが、以下のブログではこれまでの金融の理論から価値を算出する話です。
トークンモデルについて
日々多くのICOが行われトークンが発行されています。
トークンはそのプロジェクトのサービスを利用するユーティリティトークンとして発行されることが多いのですが、そのモデルはどのようなものがあるか?という記事です。
Zoomを運営してるOsukeさんが書かれたということで納得です。(以前からブログ読んでいたので)
メルカリ
最近上場を果たしたメルカリ。
メルカリ経済圏といわれる、プラットフォームを手がけているだけあってブロックチェーン技術への研究はしているでしょう。
ブロックチェーン専門のブログはありませんが、よく話題に上がっています。
またGunosyへのインタビュー記事もありますし、積極的に情報収集しているのでしょう。
ブロックチェーンを10分で理解する
基本的なことを抑えた記事。以下の5つの点から解説されています。
- (1)非中央集権型のサービス
- (2)価値の送付 / 保存
- (3)所有権 / 帰属の管理
- (4)オープン / 信頼できるデータの増加
- (5)トラストレスな取引
メルカリはブロックチェーンをどう考えるのか?普及した世界に見えるもの
メルカリのブロックチェーン事業に関わる3名の対談式の記事。
メルカリはブロックチェーンをどう考えるのか?普及した世界に見えるもの
Why the Web 3.0 Matters and you should know about itの和訳
海外でかなり読まれたMatteo Gianpietro Zago氏の「Why the Web 3.0 Matters and you should know about it」も和訳されています。
このあたりも抑えて発信してるところがいいなと思います。
CryptoAGE(クリプトエイジ)
+1として紹介したいのがこちら。
会社ではありませんがCryptoAgeというコミュニティのブログもオススメです。
メンバーも若いエンジニアの方が中心です。
なぜ巨大インターネット企業はWEB3.0を恐れているのか
メルカリが和訳していた「Web 3.0の6つの特徴」と同じ著者が書いたものを和訳しています。
これも是非読んでおきたい内容です。
なぜ分散化が重要なのか
Chris Dixon氏が書いた「Why Decentralization Matters」の和訳です。
これもかなり読まれています。ぼくは翻訳して読んだのですが、CryptoAgeが和訳も出してくれてて非常に助かりました。
こういったエンジニアの方の活動から、企業のブロックチェーン技術の採用動向などを想像しています。
またこういったイノベーションに取り組む若者同士の接触が生む化学反応も見てみたいですね。(ストーカーみたい)
冒頭にも書きましたが、企業ブログは重要なファンダメンタルズ要素ですのでチェックして損はないでしょう。
以上、グノシー、メルカリが書いたブロックチェーンに関するオススメ記事についてでした。