こんにちは、DEGです。
最近感じたことをサクッと書きます。
仮想通貨が決済の代替にならなくてもいい
「仮想通貨」その名の通り、お金に変わるものとして世の中の認知が進みました。
しかしみなさんご存知のようにビットコインの価格変動の激しさ、既存の税制、規制など・・・
本当に今の決済手段にとって変わるのもなのか?と思えてきますよね。
個人的にはいずれ日本円など法定通貨がブロックチェーン技術上で何も意識せず使えるようになると思っています。(税収UPがきっかけかな?)
しかしそれは5年どころではない、かなり先の話ですよね。
仮想通貨が決済に使われなくても何も困らないということを最近ようやく理解した。
技術革新できるところから先にしていけばいいだけだもんね。— DEG@仮想通貨ブログ (@DEG_2020) February 13, 2018
最近は今使われているお金にとって変わる革命よりブロックチェーン技術を使ったIT業界への革新のほうがスピードが早そうだなと思えてきたんです。
ITの技術革新ってなんだ?
そうですね、例えば👇のニュースのようにマイクロソフトがID認証アプリの技術にビットコインのブロックチェーンを使う等こういったことです。
MSがIDシステムを分散型で実現するためにビットコイン等のチェーンを採用する。結構大きいニュースでは。
Microsoft To Embrace Decentralized Identity Systems Built On Bitcoin And Other Blockchains via @forbes https://t.co/XOhF2gwYpW— DEG@仮想通貨ブログ (@DEG_2020) February 13, 2018
これはマイクロソフトでさえもブロックチェーン上にデータを置くことの秘匿性、堅牢性、低コスト性を認めたということになります。
しかも決済と違い「優れた技術を採用する」というだけのことなので法律上の規制もないでしょう。
技術革新に金融のような足かせ(法規制)は無い
「便利だし低コストになるから採用します」という感じでIT業界にブロックチェーン技術がどんどん浸透し始めます。
ここ半年ぐらいでブロックチェーンのオフチェーン技術など開発が進んできました。
企業のユースケースにあったような使い方がイメージできるところまで来てるんです。
表には出てないでしょうが、多くの企業がブロックチェーン技術を使ってコスト削減、新しい製品の開発・・・など色々研究が進んでいることでしょうね。
ビットコインのライトニングネットワークなどがそれにあたる。
イーサリアムではライデンネットワークがある。
クラウド革命→ブロックチェーン革命
今起きてることを分かりやすく伝えるとするなら・・・?と、いつも悩みます。
クラウドが登場したときと同じことが起きる
👆コレ分かりやすい例えでは無いでしょうか?(分からんならスマン・・)
クラウドが登場する前と後
いまや当たり前のクラウドですが、これが登場する前はクライアントサーバー型のシステムが当たり前でした。
社内にサーバーを立て、クライアントシステムが繋がるという狭いネットワークです。
このころは自宅で仕事をしたいのならば、会社のPCにリモートで接続してシステムを起動しないと・・・とういうような非効率なことをやってたんですよね。
しかしクラウドが出た後、社内にリソースを置く考えは一転。
すべてインターネット上にデータやアプリケーションを起きどこからでも接続して自由に使えるようになりました。
※一般でいうところのEvernoteやDropboxの全盛期です。
クラウド化したことで社内の中でのみ保有していたリソースが外部に出ました。
そして今後はブロックチェーン技術によりリソースが「分散化」される時代がきます。
クラウド時代が来たことで覇権を握ったアプリケーションや会社がいくつもありますよね。
それと同じくブロックチェーン時代がくることでまた新たなアプリケーションが覇権を握るでしょう。
海外ではブロックチェーン技術によってWeb3.0がくるなんて言われてたりします。
👇の画像がそれぞれの代表的なアプリが何に置き換わるかの図。
引用元:Why the Web 3.0 Matters and you should know about it
Web3.0はイーサリアムのワールドコンピュータが実現する
このWeb3.0を理解するのにイーサリアムの提唱する「ワールドコンピュータ」というコンセプトは外せません。
例えばいまクラウド上で動いている👇のようなしくみはいずれブロックチェーン技術上で実現されます。
※()は最近ICOをしたその分野に取り組んでるプロジェクトです。
- サーバー(Dadi)
- データベース(Bluzelle)
- パスワード管理アプリ、認証技術(REMME)
- データプレイス(Enigma)
- SNS、プロフィール(dock.ioやSteemit)
ここにあげた以外の多数のプロジェクトも進んでおり数年以内に大きなトレンドになるでしょう。
Web3.0を実現するプロジェクトに投資をする
「金融に関する革命より、IT技術の革命のほうが早い」
イーサリアム上のICOの情報を追い続けたぼくはそう確信しています。
どう考えてもお金2.0よりWeb3.0のが先に来るだろ。
…と思って投資対象を変えたのでした。— DEG@仮想通貨ブログ (@DEG_2020) February 15, 2018
こういうことを最近考え、投資方針が変わりました・・というお話でした。
(乱文すみません)
これからの社会の「お金」に対する価値観は大きく変わると思います。
それに関してお金2.0はかなり理解が進む良書です。
ただその一方この記事に書いたように、この革命は多くの人にとって強烈なインパクト、それゆえにこの革命は時間がかかるだろうなと思います。
Web3.0の話を理解するならこちらの本がオススメです。
IT業界出身の人ならWeb3.0方面の技術を理解し投資するほうがリターンが大きいと思います。
以上「最近のICOやブロックチェーン技術のトレンドからみる今後の動向について」でした。
んでは(๑´ڡ`๑)